April 18, 2008
シャツ、衿ハネの落ち着きについて@
【質問】
衿のパターンで後ろ中心の台衿(3cm)と
羽衿(4.5cm)の差が1.5cmですが、これでベストでしょうか?
時々上手く返らないで、台衿が覗いてしまう事があります。
自分自身で考えられることは生地の厚みによって差を
大きくする。サイドネックのそり具合?衿くりのライン?
と思うのですが、デザインによっては指示寸法を
ある程度守らなくてはいけない時があります。
デザインや寸法、生地で原因はいろいろとあるかとは
思いますが、宜しくお願いします。
【回答】
衿腰と衿ハネの巾の関係は、衿ハネが衿腰に付いている為、
衿ハネが返ると、生地の厚み等で、衿腰の位置より
5oは上がってしまいます。
5oとは、衿ハネの巾では1pになりますので、
衿腰にカブル量として5o加え、衿腰巾+1.5pが
衿ハネ巾になります。
衿腰巾より衿ハネ巾が十分あるが、どうしても
衿ハネから衿腰が覗いてしまう場合は、衿ハネの
外廻りが足りないことにあります。
従って、足りない部分を切り開くと、衿ハネの前が
上に上がることになります。
どうしても感覚的に自分の考え方が反映されない場合は、
トワルを組んで確認することも大切です。
nyassama : 19:54 | Com (0) | メンズパターンプロフェッショナル topへ ▲
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