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シャツ、衿ハネの落ち着きについて@

【質問】

衿のパターンで後ろ中心の台衿(3cm)と
羽衿(4.5cm)の差が1.5cmですが、これでベストでしょうか?

時々上手く返らないで、台衿が覗いてしまう事があります。
自分自身で考えられることは生地の厚みによって差を
大きくする。サイドネックのそり具合?衿くりのライン?
と思うのですが、デザインによっては指示寸法を
ある程度守らなくてはいけない時があります。

デザインや寸法、生地で原因はいろいろとあるかとは
思いますが、宜しくお願いします。

【回答】

衿腰と衿ハネの巾の関係は、衿ハネが衿腰に付いている為、
衿ハネが返ると、生地の厚み等で、衿腰の位置より
5oは上がってしまいます。

5oとは、衿ハネの巾では1pになりますので、
衿腰にカブル量として5o加え、衿腰巾+1.5pが
衿ハネ巾になります。

衿腰巾より衿ハネ巾が十分あるが、どうしても
衿ハネから衿腰が覗いてしまう場合は、衿ハネの
外廻りが足りないことにあります。

従って、足りない部分を切り開くと、衿ハネの前が
上に上がることになります。

どうしても感覚的に自分の考え方が反映されない場合は、
トワルを組んで確認することも大切です。


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nyassama : 19:54 | Com (0) | メンズパターンプロフェッショナル topへ ▲

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